朝はパン派だった私が、グルテンを控えて変わった話🍞

 

こんにちは。栄養士の西垣です。

今日は花粉症に悩む方へ向けて、「腸内環境と食生活の関係」について、私の経験をもとにお話しさせていただきます。

 

 

子どもの頃から悩まされてきた“鼻”の不調

 

物心ついた頃から、私は慢性鼻炎持ちでした。
小学校の入学式の写真には、鼻を真っ赤にしながら鼻水をこらえている自分の姿…。
その後の検査で、スギやヒノキによる花粉症だとわかりました。

春になると、目はかゆくて真っ赤、鼻はグズグズ。
それはもう、日常生活に支障が出るほどのつらさでした。

鼻水や鼻づまりのせいで、常に鼻をすすったり、鼻水を堪えたりすることに気を取られてしまい、人と話すのが恥ずかしくなったり、友達や恋愛にも積極的になれなかったり。
授業やテスト中も集中できず、本来の実力が発揮できなかったことも少なくありません。

特に辛かったのは、鼻のまわりが赤くなって荒れてしまい、
マスクや手で鼻から口元を隠すクセがついてしまったこと。
移動中の電車やバスの中でも、くしゃみや鼻水を我慢するのに必死で、心が休まる瞬間がなかったんです。

こうしたつらさは「花粉症の季節だけ」の話ではなく、鼻炎という慢性的な状態そのものが、心や人間関係にまで影響していたのだと、今では思います。

 

 

パンが大好きだった私の食生活🍞

 

そんな私、実は大のパン好きでした。
朝食はいつもパン、高校では部活帰りにスーパーで菓子パンを買って食べ、大学ではパン屋巡りが趣味に。
社会人になってからは、自分で手作りパンを焼くようにまでなっていました。

「小麦=私の毎日の楽しみ」。

でも、この食生活が、体の不調とつながっていたことに、当時は気づいていませんでした。

 

 

栄養士としての出会いが私を変えた🍽️

 

転機は、栄養士として働きはじめた頃。

最初に勤めた保育園では、アレルギーを持つ子どもたちが多く、除去食を用意する日々。
その園は無添加・無農薬の食材選びや食育にも力を入れていたため、私自身も自然と健康意識が高まりました。

そこで初めて学んだのが、
小麦製品とアレルギー・腸内環境の深い関係でした。

 

 

ゆるく小麦をやめて、体が変わりはじめた✨

 

その後、私は「ゆるグルテンフリー」、つまり
できる範囲で小麦製品を控える暮らしを始めました。

10年前のアレルギー検査では、スギ・ヒノキ・動物上皮・ユスリカ・ハウスダストなどの項目が軒並み高値でしたが、
5年前の再検査ではほとんどの数値がゼロに!

慢性鼻炎もまだ完全ではありませんが、
今では春でもマスクをしなくて済むほど、快適に過ごせるようになりました。

 

 

食生活の見直しは「主食」からがおすすめ🍚

 

体質改善の第一歩としておすすめしたいのが、
まずは摂取量の多い主食=小麦製品を少し減らしてみることです。

「小麦を全部やめるのは無理!」という方も、
まずは1日1食だけでも、小麦を控えることから始めてみてください。

たとえば…

・朝のトーストを玄米のおにぎりに

・パスタを米粉麺に

・パンを米粉・玄米粉のグルテンフリーパンに

今は、代替食やグルテンフリーの選択肢も豊富にあるので、
「我慢する」より「置き換える」気持ちで取り入れてみると、ストレスも少なく続けやすいですよ◎

 

 

最後に…

 

体は、日々食べているものでつくられています。

鼻炎や花粉症に悩まされる日々が、
私にとってはとても辛く、苦しく、つい自信まで失ってしまうものでした。
でも、腸内環境を意識した食生活によって、少しずつ体も心も変わっていったんです。

アレルギーや体調不良で悩んでいる方こそ、
ぜひ一度、「腸」をいたわる暮らしを始めてみてくださいね🍀

 

 

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