「朝食抜き」は胃のサボり癖を育てるかも!?
Share
「忙しくて朝はコーヒーだけ」
「お腹が空かないから抜いちゃう」
そんな声をよく聞きますが…
ちょっと待って!その“朝食抜き習慣”、胃腸にとってはけっこうなダメージかもしれません。
胃も“朝活”が必要なんです!
私たちの胃は、食べ物が入ってきた時に「よしきた!」とばかりに上の方がふわっと膨らんで、受け入れ体勢に入ります。
この動きが、胃が正常に働くためにとても大切。
でも…
朝ごはんを抜き続けていると、この「よしきた!」の反応が鈍くなるんです。
ある実験では、普段朝食をとっている人が1週間だけ朝ごはんを抜いたところ、胃の動きが弱まり、元のレベルに戻るまでさらに1週間以上かかったというデータも。
つまり、朝の“胃スイッチ”を入れないと、胃の働きがどんどんオフモードに…。
消化のカギは“噛むこと”にもあり!
「朝はとりあえず柔らかいものを…」という人も多いですが、実はここにも落とし穴が。
確かに柔らかい=消化しやすいイメージですが、「噛まずに飲み込む」ことで逆に消化がスムーズにいかなくなる可能性もあるんです。
朝ごはんは“よく噛んで”胃をしっかり動かすことがポイント。
食べる時間がない人は、量を減らしてでも噛めるものを選ぶのがおすすめです。
腸活にもなる朝食はこれ!
胃のスイッチだけでなく、腸のリズムを整えるためにも、朝食はとても大切。
特におすすめなのが、水溶性食物繊維や発酵食品がとれる和朝食です。
たとえばこんなメニュー👇
✅ 納豆ごはん+お味噌汁+糠漬け
✅ もち麦入りごはん+具沢山味噌汁+梅干し
✅ おにぎり+わかめと豆腐の味噌汁+キムチ
和朝食のように「よく噛む」「発酵食品をとる」「野菜を含む」食事は、腸を穏やかに動かすサポートにもなります。
朝食で便通リズムも整う!
朝は「大腸のゴールデンタイム」。
大腸反射といって、朝食をとると腸が刺激されて、自然と便意が起こりやすくなります。
忙しい朝でも、ひと口でも食べることで腸に“起きて〜!”の合図が送れるんです。
出かける前にスッキリできると、気分も一日ごきげん♪
「朝お腹が空かない」は夜のせい?
「朝ごはん食べたくない…」という人は、もしかすると夜遅い食事が原因かも。
夜遅くまで食べていると、朝起きた時に胃がまだ消化しきれていなくて、食欲が湧きにくくなるんです。
朝ごはんの習慣をつけたい人は、夜ごはんを早め・軽めにして、朝にお腹の余白を作ることから始めてみてくださいね。
まとめ🌞
朝ごはんは、胃腸の「ONスイッチ」。
消化力をキープするために、しっかり噛んで、バランスよく。
忙しい朝でも、スプーンひと口・おにぎりひとつからでOK!
お腹も気持ちもスッキリ整う「朝のひと口」、ぜひ取り入れてみてくださいね🍙