「流す前にチェック!」便でわかる腸のコンディション
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こんにちは!栄養士の西垣です!
「なんとなくお腹の調子がイマイチ…」そんなとき、“うんち”を見れば、腸の状態がわかるかもしれません🚽
便の色・形・におい・量は、腸の健康を映すバロメーター。
今回はその中でも「色」に注目して、腸のコンディションを読み解くヒントをお届けします🧐
💩なぜ便は茶色いの?
胆汁×腸内細菌のチームプレー!
うんちが茶色いのは、胆汁に含まれる「ビリルビン」という色素のおかげ。
でも実はこのビリルビン、腸内が酸性かアルカリ性かで色が変わるんです。
・善玉菌が多い腸内 → 酸性に傾き、健康な「黄褐色」に🍌
・悪玉菌が増える腸内 → アルカリ性に傾き、「黒っぽい焦げ茶色」に😰
⚠️便の“色”が教えてくれる腸からのSOS
「なんだか今日の便、色がいつもと違う?」
そんな時は、以下のようなサインかも👇
・黒っぽい焦げ茶色 → 腸内環境が乱れている可能性あり
・黄色寄りの茶色 → 細菌の種類が少なく、バランスが偏っている状態
ちなみに赤ちゃんの便が黄色いのは、まだ消化機能も腸内細菌も未発達だから。
成長すれば自然と変わっていくので心配はいりません😊
※真っ黒や赤みを帯びた便が続く場合は、消化管などでの出血が疑われるため、医療機関の受診をおすすめします🏥
💡理想の便はこんな色・形・量・におい!
毎日のうんちチェックで見るべきはこの4つ👇
・色:薄茶色〜黄褐色(腸内が整っているサイン)
・形:バナナ状で、やわらかすぎず固すぎない
・量:1回150〜200gほど(バナナ1本分が目安🍌)
・におい:多少あるが、強すぎない程度が◎
※量には個人差もあるため、「出た」「スッキリした」と感じられるかも大切な指標です✨
🧪うんちの成分って何でできてるの?
「うんちは食べかすでしょ?」と思われがちですが、実は…
・約70〜80%が水分!
・固形物は、腸内細菌(生菌・死菌)、消化されなかった食べかす、はがれた腸粘膜など
つまり、便の質は腸内の環境や働きそのものを反映しているんです🪞
🍽腸が乱れる原因とは?
こんな生活習慣が、腸を荒らす要因に👇
・主食(お米)が少なく、おかずが多すぎる
・胃酸分泌が低下し、消化が不十分
・ストレス、睡眠不足、加工食品の摂りすぎ
これらが続くと、腸内細菌のバランスが崩れ、便の色や形に影響が出やすくなります⚡
✅うんちは「毎日の健康診断」!
「くさい」「恥ずかしい」「汚い」と思って、
すぐに流してしまっていませんか?
実は、うんちは腸からの大切なメッセージ。
毎日のトイレタイムで、色・形・量・においをチェックすることで、
自分の腸内環境を“見える化”できます✨
🌱まとめ|腸内環境が整えば、便も整う!
腸の状態は、便にすべて出ます。
「黒っぽい」「黄色すぎる」など気になる色が続くなら、
食事や生活習慣を見直すタイミングかもしれません。
理想は、薄茶色でバナナ1本分くらいのやさしいうんち。
明日からのトイレタイム、少しだけ観察してみませんか?😊