腸を入れ替えれば健康になれるのか問題

こんにちは!ピュアベールの栄養士、西垣です!

最近、「腸内フローラを変えることで病気の改善や進行抑制を目指す」という研究が進んでいるのをご存じですか?

中でも注目されているのが、健康な人の腸内細菌を患者さんに移植する「糞便移植(FMT)」という治療法です。

 

🧪 糞便移植(FMT)とは?

糞便移植(FMT:Fecal Microbiota Transplantation)は、
健康なドナーの便を加工し、患者さんの腸内に投与することで、腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)を再構築しようとする治療法です。

最近では、

・パーキンソン病

・潰瘍性大腸炎

・過敏性腸症候群

・アレルギーやアトピー

などとの関連が研究されています。

腸は「第二の脳」とも呼ばれ、
免疫・栄養吸収・ホルモンバランスなど、全身と深く関わる臓器。

だからこそ、腸内環境が変わることで全身の状態が変わる可能性がある、というのは理にかなっています。


🤯 正直、どう感じますか?

でも…

自分の腸内細菌を一度抗生剤で減らし、
他人の便を投与するという治療法。

正直、想像を超えますよね。

私だったら「治る」と言われても、ちょっと抵抗があります(笑)。
しかも費用もそれなりに高額。

もちろん、重い病気で苦しむ方にとっては希望の光になるかもしれません。
その可能性は素晴らしいことです。

ただ私は、ひとつ疑問を持っています。

 


🧩 それは“原因の除去”になっているのか?

たとえ強引に腸内細菌叢を入れ替えたとしても、

・日頃の食事が変わらない

・睡眠不足が続く

・ストレス環境がそのまま

・生活リズムが乱れている

のであれば…

結局また、
自分の周囲にいる菌に触れ、取り込み、
今までと同じ生活を続ければ、
腸内環境は元に戻ってしまうのではないか。

身体って、そんなに単純ではないと思うんです。

 


🧠 腸が変わると性格も変わる?

最近の研究では、
腸内細菌叢の変化が「気分」や「行動」に影響を与える可能性も示唆されています。

腸と脳は神経やホルモンで密接につながっています。

だからこそ、
腸を整えることが心の安定にもつながると言われるわけです。

でもそれは、
「日々の積み重ね」で育まれるものではないでしょうか。

 

 


🍽 人は食べ物からできている

腸内細菌は、
あなたが食べたもので増えたり減ったりします。

・食物繊維を摂ればそれを好む菌が増える

・精製された食品ばかりなら、それを好む菌が優勢になる

腸内環境は、毎日の選択の結果です。

何か特別な治療だけで
すべてが解決するほど、身体は単純ではありません。

 


🌿 本当に向き合うということ

糞便移植を否定するつもりは全くありません。
医学の進歩は多くの命を救ってきました。

でももし、
「本当に身体を変えたい」「病気と向き合いたい」と思うなら、

やっぱり最初に見直すべきは

・食事

・睡眠

・入浴

・生活リズム

・ストレスとの付き合い方

こうした土台の部分だと私は感じています。

遠回りに見えて、実はそれが一番の近道。

 


💭 まとめ

腸内フローラが変われば、
確かに身体は変わるかもしれません。

でも、

腸内フローラは
「外から入れるもの」だけで決まるのではなく、
「毎日の生き方」で育まれるもの。

何事もバランス。

特別なことをする前に、
今日の食事を少し丁寧にする。
少し早く寝る。
湯船に浸かる。

そんな小さな積み重ねが、
未来の自分の腸をつくります。

身体はちゃんと応えてくれます。
焦らなくて大丈夫。

今日から、できることを一つずつ。
それがいちばん確かな方法だと、私は思います🌿


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