今日からやめたい「悪玉菌を育てる生活」
Share
こんにちは!ピュアベールの栄養士、西垣です!
ヨーグルトを食べたり、納豆を取り入れたり、青汁を飲んだり。
「腸に良い」と言われることを意識している方も多いと思います。
それでも、
なんとなく整わない。
お腹の調子が安定しない。
肌や気分が揺らぎやすい。
そんな時はもしかすると、
“足すこと”よりも先に見直したいことがあるかもしれません。
今回は、悪玉菌が増えやすい生活習慣について、少し丁寧に整理していきますね。
■悪玉菌が増える6つの原因
① 野菜・食物繊維不足
食物繊維は、腸内細菌のバランスを整えるうえでとても重要な存在です。
なぜなら、
食物繊維は善玉菌の“エサ”になるからです。
善玉菌は、食物繊維を発酵させながら増えていきます。
その過程で腸内環境をサポートする物質も生み出します。
反対に、食物繊維が不足すると、
・腸の動きが鈍くなる
・便が長く腸内にとどまる
・腐敗が進みやすくなる
といった状態になり、悪玉菌が優勢になりやすくなります。
発酵ではなく「腐敗」が進む腸内環境は、整いにくい状態です。
② 高タンパク・高脂質の食事
動物性脂質の多い欧米型の食事が続くと、腸内では腐敗菌が増えやすくなります。
その結果、
・アンモニア
・アミン
・硫化水素
といった有害物質が発生しやすくなります。
これらは腸から吸収され、血液を通して全身へ運ばれます。
腸の環境は、体全体のコンディションとつながっています。
③ 小麦の摂り過ぎ(グルテン)
小麦に含まれるグルテンは、人によっては消化されにくい性質があります。
消化しきれなかったグルテンが腸に長く留まることで、
・腸の粘膜に負担をかける
・炎症を引き起こす可能性
・悪玉菌が増えやすい環境をつくる
といったことが起こると指摘されています。
腸のバリア機能が低下すると、いわゆる「腸もれ(リーキーガット)」の状態につながる可能性もあります。
腹痛、下痢、便秘、慢性的な不調を感じている方は、小麦製品の摂り方を一度見直してみる価値があるかもしれません。
※日本人におけるグルテン不耐性の割合については諸説ありますが、小麦に合わない体質の方が一定数いることは指摘されています。
④ 糖質の過剰摂取(白砂糖・精製小麦)
精製された白砂糖や白い小麦粉などの糖質は、
悪玉菌にとって“増えやすい環境”をつくりやすい要因のひとつです。
糖質の過剰摂取が続くと、
・腸内バランスが崩れやすい
・腸のバリア機能が低下しやすい
・慢性的な炎症状態につながる可能性
があると報告されています。
甘いものやパン・麺類中心の食生活が続いていないか、振り返ってみましょう。
⑤ 過度なストレス・自律神経の乱れ
腸は「第二の脳」と呼ばれるほど、心と深く関わっています。
ストレスが強い状態が続くと、自律神経が乱れ、腸の動きが低下します。
その結果、
・便秘
・下痢
・お腹の張り
といった症状が起こりやすくなります。
環境が整っていなければ、良い菌を摂っても十分に働きにくくなります。
⑥ 便秘・生活習慣の乱れ
便秘が続くと、腸内に老廃物が長くとどまります。
滞在時間が長くなることで腐敗が進み、悪玉菌が優勢になりやすくなります。
さらに悪玉菌が出す有害物質は腸の動きを抑制し、悪循環を生みやすくなります。
また、
・睡眠不足
・運動不足
・不規則な生活
も腸内環境を乱す要因です。
■悪玉菌が優勢になると起こりやすいこと
悪玉菌が増えると、腸内で腐敗が進み、有害物質が増えます。
それらが血液を通して全身に巡ることで、
・肌荒れやニキビ
・口内炎
・感染症にかかりやすい
・代謝の低下
・太りやすさ
などにつながる可能性があります。
また、腸内細菌はセロトニンやドーパミンの合成にも関わっているとされ、腸内環境と気分の安定は深い関係があると言われています。
そして、日本人で最も多いがんは「大腸がん」。
腸は、体の土台です。
■おすすめは“和食中心”の食事
欧米型の食事よりも、
日本人が長く親しんできた和食中心の食事は、
・食物繊維が豊富
・発酵食品が多い
・脂質が比較的控えめ
という点で、腸内環境を整えやすい食スタイルです。
特別なことをする前に、
「基本に戻る」ことも大切ですね。
■まずは“足す”より“整える”
ヨーグルトや納豆、青汁はとても良い選択です。
でも、
・悪玉菌のエサになるものを減らす
・善玉菌のエサ(食物繊維)を増やす
・腸に負担をかける習慣を見直す
この土台が整ってこそ、腸は変わり始めます。
完璧でなくて大丈夫です。
ひとつずつ、できることから。
腸はとても正直ですが、
やさしく向き合えば、きちんと応えてくれます。